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SOY Appでレンタル業務の拡張

2011年11月04日

以前、

レンタル業務での課題を記載しました。

レンタルサイトに関わってみて

 

レンタル業務で重要になってくるのは、

・今日、誰に何をどれくらい発送するか?

・今日、どこからどれくらい返却があるか?

・ここ最近で返却忘れがないか?

 

この三点の要素ですが、

データベースに発送日や返却予定日の値をオーダーカスタムフィールドで保持しているので、

それを一覧表にするのは難しくないのですが、

 

 

この画面で

他のサイトには関係のない、

配送希望日や返却予定日の情報を載せると、

その時点でバージョンアップに耐えられなくなるので、

今後の拡張性が著しく低下します。

 

今年は、

配送希望日や返却予定日を載せたCSVでチェックシートを出力して対応してもらいましたが、

それでは紙にチェックして、

そのあとPCでチェックと二度手間になります。

最後は紙で確認して、人力で発送する

 

せっかくiPadが出てきて、

安価に端末業務ができるようになったのに、

それはアホ臭すぎる。

 

だからこんな拡張機能を開発してみました。

 


 

SOY CMSの良さというのは、

HTMLテンプレートの組み込みの習得コストが安いとか組込みが早いというものよりも

SOY Appという管理画面を持つ規模の大きな拡張を高速で開発できる

ということの方が大事だと考えています。

 

 

今までSOY Appでは、

専用のデータベースとそれに対応した管理画面を持っていました。

 

よくよく考えると、

専用のデータベースなんて必要なくて、

SOY Shopのデータベースを別の見方をするための管理画面でも

十分日常業務を軽減されられるのでは?

という発想のもと

 

 

Rental Extension(レンタル業務拡張)というアプリケーションを開発してみました。

 

この拡張により、

発送した、返却された直後にステータスを変更することができ、

返却されていないものだけ常に一覧として表示することが可能となった。

 

さらに

専用のアプリケーションなので、

SOY Shopにはないような機能を個別に拡張することができる。

 

それと開発していて分かったのですが、

SOY Appの管理権限を利用することにより、

発送担当者に商品情報のような他の情報を一切見せることなく、

発送の情報のみに専念してもらうことも可能となった。

短所を長所に変えて、スマートなCMS運営をしませんか?

 

 

今回のRental Extensionのように

他のアプリケーションのデータベースを

他の観点で操作するためのアプリケーション

の可能性を見出したので、

 

レンタル業務に引き続き、

SOY Shopで他にも興味深いことが出来るようになるかもしれません。

 

今後とも

SOY Shopをよろしくお願いします!